連載漫画やテレビアニメ、DVDなどで人気のクレイモアの概要と、月刊誌への思い出、そして少女クレイモアと大剣に触れて見る。
漫画家の八木教広(やぎのりひろ)さんが、連載している漫画でクレイモア≠ェブレイクしている。テレビでもアニメで放送されているが、DVD販売、コミックス販売。その画風からかアダルトクレイモアのキーワードまでも見え隠れする。八木教広氏の代表作品と言えば、エンジェル伝説とクレイモアがある。コミックスとしては、エンジェル伝説を9巻まで、クレイモアは13巻まで確認している。『エンジェル伝説』の舞台は、日本の高校、一方『クレイモア』は、テーマが随分違ったもので映画『デスノート』に近い雰囲気と言うのがわかり易い説明かも。さあ、クレイモアの魅力ってなんだろう。描写の表現がリアリティで惹かれるものがある。読者をクレイモアの世界に引き付けて離さない。また、ストーリーが理解しやすいのも魅力の一つといえるでしょう。
ですが、最大の魅力は何と言っても、早く続きを見たいと思わせるストーリー展開って言うか、物語として、造りがいいわけだ。
月刊少年ジャンプに連載されているクレイモア。週刊ジャンプにも月一回連載されているようだが、この一月に一回とは懐かしいではないか。現代の若者たちには理解しにくいかも知れないが、昔は全ての書物が例外を除いて月間であり、もちろん漫画の本も一月待たないと次が書店にやってこない。その待ち遠しいこと待ち遠しいこと筆舌に尽くしがたいものがあり、発売日を待ちかねて行きつけの本屋さんへ飛んでいったものだった。当時は、少年、少年画報、日の丸、などがあり、代表的な作品としては、鉄腕アトム、鉄人28号、赤胴鈴之助、などがあり、鉄腕アトムなら今の小学生でも知ってるはずですが。あの頃は、まず、メインのA4程の大きさの本体があり、それに幾つかの付録と呼ばれる別冊がついていて、まず本体を読み終えてから小さく作られた付録をみていく、というスタイルであった。兎に角、発売日がむちゃくちゃ待ち遠しくて、発売日を指折り数えて、何度も夢に見たものであった。
作品の良し悪しは、しっかりしたストーリーで決まる。クレイモアでもう一つアイテムとしてすばらしいのが、あの大きなつるぎだ。大剣=クレイモアは、この作品のタイトルになっているのだから、最重要アイテムと言うよりもこの大剣から始まっていると言うべきだろう。この、大剣はスコットランド人が使ったもので両手持ち仕様のようだ。14〜17世紀にかけて用いられ、当時のヨーロッパではこの仕様では小振りの造りになっていたらしい。長さは刀身部分で1メートル程あり、つばの部分は前方に少し傾斜してその先は四葉のクローバーを思わせるようなデザインになっている。クレイモアの主人公である少女クレアには、デザイン的にはかなりマッチしたアイテムと言える。クレイモアよりさらに時代をさかのぼるが、フランスで国民的ヒーローとなっているジャンヌ・ダルクもまた、クレイモアのように大剣をもち鎧にみを固めて戦った。同じ女性ヒーローとしてどこかイメージがダブルのは私だけだろうか。